両手うちわで芸術三昧。

やっほ~☆ユッキーだよお!生まれ変わったらキラキラOLになりたい40代♂歌舞伎中心に舞台や美術館に行った感想を書いていくね☆twitter@yukky_ryoteart

2018年三月大歌舞伎公演初日感想(国性爺合戦)

やっほーユッキーだよ☆

歌舞伎座「三月大歌舞伎」を公演初日の3月3日に観に行ってきたヨ~!

 

気持ちよく晴れた春の日のことでした💮

 

もくじ

 

 座席

今回は三等A席、正面西寄りで観て来たよ~!

実はユッキー、三等A席は初めて✨なんだけど、三等B席よりも舞台に近い!って感じがしてビックリしちゃったΣ(・ω・ノ)!役者さんの瞬きまで見えたー♡♡

三等A席は6,000円、B席は4,000円、この2,000円分の差はぜったいにあると思うなあ!

でも、西寄りだったせいかな?やっぱり花道は舞台ギリギリまで出てきてくれないと見えないね(´・ω・`)しょうがない!

 

一幕目♡国性爺合戦

 

主な登場人物

老一官(明国の人)/東蔵

老一官の妻 渚(日本人)/秀太郎

老一官と渚の子 和藤内(明と日本のハーフ)/愛之助

老一官と前妻との間の子 錦祥女(明国の人)/扇雀

錦祥女の夫 甘輝/芝翫

 

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あらすじ

最初の場は甘輝の城前✌

明国は、韃靼国(架空の国)に攻め入られてヤバい!状況にあるよ😨

今は日本にいるけれど、昔は明国の官僚(だったのかな?)みたいな立場だったっぽい老一官はその状況を憂いて、妻の渚と息子の和藤内とともに海を渡って明国へ向かうの☆

なんで明国へ向かったかというと、老一官と前妻(明国人)との間の娘 錦祥女が、武将 甘輝の妻になっているはずだから、その縁を頼りに甘輝を打倒!韃靼国の仲間に引き入れようとしたんだね💡

錦祥女がまだ幼いときに老一官は前妻と別れてしまっているから、老一官一行が甘輝の城に辿り着いても錦祥女は「このおじいちゃんは本当に私のお父さんなのかしら?」状態!

どうにか本当に父親であることを信じてもらえた後も、韃靼国の掟が厳しくて、城主不在の城によそ者を入れることはできないの🙅

そこで渚が「こんなにおばあちゃんならいいでしょ」ということで老一官に縄で縛られたうえで単身お城に乗り込むよ😨

 

場が場内に移ります✌

お仕事から帰ってきた甘輝は「今日また出世した!」と威風堂々のご様子。

そこに錦祥女は「実は頼みが…」と切り出すよ!「明国を守るために韃靼国を倒してほしい」と、夫に大胆な寝返りを要求する錦祥女😢

甘輝は「承知した!」となるんだけど、いきなり錦祥女に斬りかかるよ😨

その心はというと、「女にほだされて寝返ったと言われちゃ武士のしての名折れ、だから俺は妻を殺したうえで寝返るんじゃー!」というもの。

義理の娘がいきなり切り殺されそうになった渚はびっくりして止めにかかるよ!

「錦祥女を殺さないまま寝返ることはできません」と主張する甘輝。しょうがない錦祥女は、作戦失敗を城の外にいる老一官と和藤内に知らせるために、川に紅を溶いて流すよ~~

でもその紅は実は錦祥女が自分で胸を刺して流した血でした😨

「自分が生きていては夫が韃靼国を倒せない、でも夫が自分を殺そうとすると渚が止める、なら私は自分で!」という錦祥女の思考回路。

渚も「錦祥女ひとりで逝かせるわけにはいかない!」ということで同じく胸を刺してしまうの💦

和藤内が城内に乗り込んできて、甘輝と結託、錦祥女と渚はそれを見守りながらEND、というお話でした!

 

感想①衣装が綺麗✨

明国の人(老一官、錦祥女、甘輝、甘輝の城の門番さんたちとか女中さんたちとかね)は明風のとっても華やかな衣装で、見ていて楽しかった!

作中唯一の純日本人、渚はいかにも日本っぽい質実剛健って感じの着物を着ていたよ☺

そして!明と日本のハーフ、和藤内の衣装が大注目!って感じ✨

明のセンスと日本のセンスが混じり合った、とってもおしゃれな衣装だったよー!

あとね、和藤内と甘輝が手を結んで打倒韃靼!を目指すことになった後に♡ふたりのお色直しの時間♡があるの!

お色直し後のふたりの衣装にも大注目!明国風の超きらびやかで超豪華な衣装になって出てくるよー(∩´∀`)∩♡

愛之助も芝翫もその超豪華衣装に負けない堂々とした立ち居振る舞いでね、本当に舞台映えするお二人だなーって思ったよ✨

 

感想②愛之助がかっこいい♡

愛之助は、柔らかな物腰の商人さん役とかが似合うかな~とか勝手に思っていたんだけど、和藤内みたいなワイルドな武士の役も似合うんだね~♡

 

特に川の上で錦祥女からのサインを待つシーンはサイコウに痺れた~✨帽子で顔を覆っていて、紅が川を流れて来た瞬間にパッ!と客席の方を向くのがかっこよかった…♡

ユッキーは先月の一條大蔵卿が扇で顔を覆うシーンにも痺れたから、「顔を隠す→出す」がツボなんだろうな~(〃▽〃)

(一條大蔵卿の感想はこちら↓)

【歌舞伎感想】2018年「二月大歌舞伎」@歌舞伎座~昼の部第二幕「一條大蔵譚」編~ - 両手うちわで芸術三昧。

 

愛之助、よく響く真っ直ぐな声だし、舞台映えするし、とにかく素敵でした!

 

ただ、飛び六方での花道退場は、席の関係であまり見えなかったのがちょっぴり残念…😢いつか1階席で見るのが夢!

 

 

 

 

 

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