サラリーマン歌舞伎ファンにオススメ!接待力向上間違いナシ?!の一冊
やっほ~ユッキーだよお♪
三連休の初日なんて、しあわせしかないね~☆
昨日のうちに食料調達済みだから、今日は家から一歩も出ないで引きこもるんだ…♡
さてさて、そんなしあわせな時間中に「サラリーマン」っていう言葉なんて
使いたくないけど、でもサラリーマン歌舞伎ファン(初心者の方)にオススメの
一冊があるから紹介するヨン♪
その名もズバリ!
ビジネスマンへの歌舞伎案内(成毛眞・NHK新書出版)
(↑画像をクリックするとAmazonに飛んでくよ~!なんと286円と激安になってた😨ユッキーは書店で定価で買っちゃったからちょっと悔しい💦)
著者:成毛眞
なんとこの方、元マイクロソフト社長という歴のお方!
マイクロソフトという会社、世間知らずオジサンなユッキーですら
聞いたことあるから、きっと大会社なんだろうねえΣ(・ω・ノ)ノ
(ほかにもいろいろな役職を兼任していたようだけど、ユッキーの頭が軽すぎて
覚えきれなかった…来世では成毛さんの3分の1でもいいから知能がほしいな☺
ということで気になる方はWikipediaを見てみてねん↓)
こんなすごい役職の方が書いた本、どんなに難しいことだろう💦って
思っちゃうよね(>_<)
でも大丈夫!とっても読みやすくて、すらすら読めちゃったよ~✨
接待力向上!
歌舞伎の知識をつけることで、
このグローバル社会において外国人の接待がうまくいくんじゃないかっていう
お話だったよねん☆
そういえばユッキーも外国の方を連獅子にお連れしたらすごく喜ばれたなあ~♪
(ユッキーが行ったのは↑の映像のものじゃなくて別の催しだったんだけどね)
頭をぶんぶんさせるところ(↑だと35秒~)がウケるかな♪とか思って( ´∀` )
本当にウケてくれたからうれしかった思い出♡
その頃ユッキーは今ほど歌舞伎好きじゃなかったから、
あんまり真剣に見なかったのが悔やまれるよ~💦
役者さんも誰だったか覚えてないし😨
そんな状態でよく連獅子チョイスできたな過去の自分!えらい✨
←とことん前向き!!
この前までに紹介した本たち↓のほうが、正直歌舞伎の情報量としては多いし
イラストも豊富だから記憶に残りやすいかな~とは思うんだけど、↓の2冊はまったくビジネス視点ではないからね💡
バリバリ仕事をしている世代のビジネスマンさんが読むなら、このビジネスマンへの歌舞伎案内のほうが向いているかも✨
本屋さんに行って読み比べしてみてもいいかもね☆ではではまたね~、ちゃおちゃお♪
歌舞伎初心者にオススメ(2)巳之助インタビューが最高!寄稿満載で豪華な一冊♡
やっほ~ユッキーだよ☆
三月大歌舞伎の発売日が近づいて来たね…どきどき♡
良いお席がとれますように✨
今日は昨日に引き続き、歌舞伎初心者にオススメの一冊を紹介したいんだ♪
(昨日オススメした一冊は『歌舞伎の解剖図鑑』↓)
まだまだ歌舞伎初心者のユッキーだからこそ、
(歌舞伎にドはまりしたのは去年の12月だから、ユッキーは歌舞伎ファン歴わずか2か月💦)
「さいきん歌舞伎に興味を持ち始めた!」「ぜんぜん歌舞伎知らない!」
っていう人でも分かりやすい本を紹介できると思うんだよね~(*'ω'*)
ということで、今日オススメしたい一冊はこちら!
『乙女のための歌舞伎手帖』(河出書房出版)
(↑画像クリックするとAmazonに飛んでくよ~💦)
タイトルがイイ♡
まずはタイトルの『乙女のための歌舞伎手帖』っていうのが最高だよね♪
ユッキー、歌舞伎ファンになってからは寝ても覚めても歌舞伎のことばかり
考えちゃう!まさに“恋する乙女”状態♡♡
まわりに歌舞伎ファンがいないから実際にきいたことはないんだけど、
もしかして他の人も歌舞伎を好きになると“恋する乙女”状態になっちゃうのかな??
きっとそういう意味での『乙女のための歌舞伎手帖』だと思うから、
「自分乙女じゃないから買えないや😢」って頭をよぎっちゃったアナタも
大丈夫♪なにを隠そう、ユッキーだって立派なオジサンだからね(n*´ω`*n)
帯がイイ♡
次に帯の「知らざァ言って、きかせやしょう」っていうセリフが
どかん!と目に入ってくるよね~♡
昨日の『歌舞伎の解剖図鑑』の表紙、
「助六由縁江戸桜」の助六も男前でとってもかっこよかったけど、
今日の『乙女のための歌舞伎手帖』の表紙、
「白波五人男」の弁天小僧も中性的な感じがセクシーですてき過ぎるね(*ノωノ)
イラストは紗久楽さわさんという方✨
すてきな絵を描く方は、お名前のセンスまで良いんだね~ほわわ~♡
「知らざァ言って、きかせやしょう」っていうのは、
弁天小僧が自分の正体(=ドロボウ)を明かすときの決め台詞☆
ユッキーまだ「白波五人男」を観たことないんだけど、
本だけいっぱい読んでるから知ってるの!
どんどん頭でっかちになってくね~💦
でも勉強してから実際に舞台を観たほうが、感激もひとしおな気がする✨
だから良いんだ♡
インタビューがイイ♡
歌舞伎役者お二人のインタビューが掲載されているよ!
そのお二人とは…坂東巳之助と中村米吉!!
うわ~今をトキメくお二人じゃないですかー!!!(∩´∀`)∩
『乙女のための歌舞伎手帖』は2017年6月20日発売っていう
比較的新しい本だからこその人選だよね♡
特にユッキーは巳之助のインタビューに惚れこんじゃった…
ちょっとだけ巳之助の言葉を紹介するとね、
「役そのものとして捉えられるべきで、誰が演じているかというのは正体不明でいいと思う」
「劇場というのは誰かの努力の成果を見にくるところではないと思うんです。だから僕はなるべく努力しているところを表には出さないようにしたい」
もう!!!巳之助!!!大好き過ぎるよ~( ;∀;)
そうそう、芸術ってそうあるべきだよねって、言葉にできない状態で薄っすら思っていたことを、巳之助がズバリ言い表してくれた気がしたの✨
このインタビューを初めて読んだとき、感動し過ぎて泣いちゃった💦
っていうか上の言葉を打ち込んでいるときも改めて感動して涙目になっちゃった💦
きっと巳之助ってとってもストイックなんだろうな~本当かっこいい!
上で紹介した言葉はインタビューのほんの一部!読み応えたっぷりのロングインタビューになってるよん♪
寄稿がイイ♡
各界からの豪華寄稿がたっぷり~✨
インタビューだと
藤間勘十郎、皆川博子(ユッキー皆川博子大好き♡そのうちレビュー記事を書きたいな)、木原敏江、近藤史恵、榎田ユウリ
作品ガイド・エッセイだと
北村薫、金原瑞人、津原泰水、酒井順子、君野倫子
漫画(!なんと漫画まで収録されているんだよ~どの漫画も超絶かわいい絵だった♡)
松田奈緒子、はるな檸檬、紗久楽さわ
いろんな人の歌舞伎愛♡が読めて、しあわせ気分に浸れるよ~( *´艸`)
情報満載で読み応えたっぷりの『乙女のための歌舞伎手帖』、昨日に引き続き自信を持ってオススメ!できる一冊だよん♡
今日もここまで読んでくれて本当にありがとう!チャオチャオ~♪
歌舞伎初心者にオススメ(1)かわいいイラストたっぷりの一冊♡
やっほ~ユッキーだよ♪
今日、お昼休憩のとき外に出たら、ずいぶん陽射しが強くなっていてビックリ☆
寒い寒いって言っているけど、意外と春はもうすぐそこなのかもね?!な~んて、ちょっぴりしあわせになっちゃったユッキーでした♪
今日は珍しく、本を紹介したいと思うよ~!
タイトルで「歌舞伎初心者にオススメ」なんて偉そうに言っちゃったけど、ユッキーが歌舞伎にドハマりしたのはなんと去年の12月!
まだまだまだまだ歌舞伎初心者のユッキーが「この本読んだら歌舞伎のこともっと好きになれたなあ~♡」「詳しくなれたなあ~♡」っていう本を紹介していきたいと思うよ!
今日紹介する一冊は~……じゃじゃん!!
『歌舞伎の解剖図鑑』(絵と文/辻和子、株式会社エクスナレッジ)
こんな感じの表紙でねえ~(↑クリックするとAmazonに飛ぶ(たぶん)けどまだ飛ばないでえ~💦よかったら最後まで読んでってえ~💦)
表紙のイケメンは「助六由縁江戸桜」(すけろくゆかりのえどざくら)の助六だって♡
超かっこいいよね♡♡
実はユッキーまだ「助六由縁江戸桜」、観たことないんだけれども、この『歌舞伎の解剖図鑑』のおかげで、助六が超絶俺様キャラなことだけは知ってる!笑
ユッキー、俺様キャラ大好きなんだ~♡あー早く舞台で助六観たいな♪
『歌舞伎の解剖図鑑』、中身は絵と文とがスペース的にはちょうど半々くらいだよ!
絵がいちいちかわいい 過ぎるから、絵本みたいに絵だけ見ててもOK!
あとは、とっても詳しい目次が巻頭にあるから、気になる章だけ読んでいく、
事典的な使い方もOK!なんとなんと、巻末には気になる言葉が掲載されているページを知れる、索引まであるよ✨さすが、名前に『図鑑』ってついてるだけある~♪♪
歌舞伎初心者の時って、いちいち不安が大きくない?
「話分かるのかな~?」とか「舞台の時間長すぎない?!」とか「ご飯はどうするの~?!」とか。
『歌舞伎の解剖図鑑』では、そういう基本的なこともばっちり押さえてあるよん♪
役者のお化粧(=「隈取り」)やカツラもその役の性格を現わす重要なもの、とか、花道の途中(=「スッポン」)から登場する役はお化け系の異形のもの、とか、すっごく基本的なことも丁寧に書いてあるから、ユッキーとっても勉強になった…( ;∀;)
歌舞伎って、上級者の人からすれば「当たり前じゃ~ん!」って思うようなことでも、ユッキーみたいな初心者からすれば「??」っていうことだらけだもんね!
その分、わかることが増えればその分いろんな視点から楽しめるようになるから、自分でもびっくりするくらい勉強熱心になっちゃう✨
あと、ユッキー的に助かったのが、有名演目のあらすじを登場人物といっしょに紹介してくれているページがあったこと!
あらすじだけじゃなくて、その演目の注目セリフとかポーズとかも教えてくれてるんだよ☆
この前の二月大歌舞伎の演目だと「暫」と「熊谷陣屋」が『歌舞伎の解剖図鑑』で紹介されてたから、予習できて本当に助かったよ~♪
(↓舞台を観た感想はこちら★よかったら見ていってね)
【歌舞伎感想】2018年「二月大歌舞伎」@歌舞伎座~昼の部第三幕「暫」編~ - 両手うちわで芸術三昧。
【歌舞伎感想】2018年「二月大歌舞伎」@歌舞伎座~夜の部第一幕「熊谷陣屋」編~ - 両手うちわで芸術三昧。
歌舞伎って予習していった方が何倍も楽しめるもんね~!
まだまだ初心者のユッキーは、手取り足取り見どころまで教えてくれた方が、「おお~これ『歌舞伎の解剖図鑑』で予習してきたシーン~~!!」って、より楽しめる(*´▽`*)
一冊あるととっても便利だと思う♡自信を持ってオススメしますー!!!
【歌舞伎感想】2018年「二月大歌舞伎」@歌舞伎座~夜の部第三幕「仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場」編~
やっほ~ユッキーだよ♪
さいきん寒さで目が覚める…!自然に早起きできてお得かな?
さてさて!今日は2018年高麗屋三代同時襲名披露「二月大歌舞伎」@歌舞伎座、
夜の部第三幕「仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場」の感想だよん♪
全体の感想まとめはこちらにあるのでよかったら♪
【歌舞伎感想】2018年「二月大歌舞伎」@歌舞伎座 ~まとめ~ - 両手うちわで芸術三昧。
もくじ
主な登場人物
大星由良之助(白鴎)
大星力弥(染五郎)
寺岡平右衛門(海老蔵)※奇数日は仁左衛門
遊女 お軽(菊之助)※奇数日は玉三郎
斧九太夫(錦吾)
あらすじ
時は塩冶判官が切腹した後。
大星由良之助は、本当は塩冶判官の仇を討たなきゃいけない立場なのに、
祇園で豪遊三昧の日々を過ごしているよ(^O^)/
そんな由良之助のところに塩冶浪士たちとお供の寺岡平右衛門がやって来て、
「仇討いつするの?」って問い詰めるの!
もちろん「今でしょ!」待ちだったんだけど、由良之助からは仇討の気配が感じられないの😞
期待を裏切られてガッカリした浪士たちは「それなら斬ったらー!!」という不安定なテンションで由良之助に斬りかかるよ😨
斬りかかる浪士たちを必死に宥めるのが平右衛門。
平右衛門は酔っ払い由良之助を介抱して寝かせてあげて、枕元に「僕も仇討の仲間に入りたいです☆」っていうお手紙を残すよ!
実は塩冶判官への忠義の心が人一倍厚かった平右衛門は、自分も仇討の仲間に加わりたくてしょうがないの(>_<)
でも足軽という低い立場では、なかなか加われなかったんだね。
その夜。由良之助のもとに、塩冶判官の奥さんからの秘密のお手紙を届けに、由良之助の息子である大星力弥がやって来るよ♪
由良之助は仇討の心を忘れてなかったんだね!ヤッター!
と安心するのも束の間、塩冶判官の仇である師直に寝返った、裏切者の斧九太夫がやってきて、由良之助にタコを食べさせたうえ(実は明日が塩冶判官の命日で、本当ならナマモノのタコは食べちゃいけない日なのに😢)、秘密のお手紙がアヤシイ!と感づいて縁の下に隠れて様子を窺うよ(; ・`д・´)
由良之助が秘密のお手紙を読んでいると、隣の建物にいたお軽が鏡でその内容を見ちゃうんだ!ガードが甘いぞ!由良之助!
結局、由良之助はお軽に秘密のお手紙を見られたことに気付いて、「身請けしよう」って言い出すんだよね💦
秘密のお手紙を見られた→身請けする
っていうことはつまり、由良之助は身請けしてお軽の口を封じる(物理的に)のを狙っているんだよ( ;∀;)
それに気づかず大喜びするお軽!甘い話信じちゃダメ絶対!
気づいて~逃げて~って思っていると、平右衛門がやって来るヨ☆
ここで、実は平右衛門とお軽は兄妹なことが判明するのΣ(・ω・ノ)ノ
なのに、ななななんとお軽に斬りかかる平右衛門!なんでやねん!って感じだよね(゚д゚)
平右衛門はお軽を斬ることで、自分がどれだけ仇討に加わりたいか示そうとしたんだね、う~ん強烈!
一度は逃げるお軽だけど、平右衛門から自分の父と夫がすでに亡くなっていることを知らされると、「もう生きてる意味ない…だったらお兄ちゃんに斬られたい」っていう尋常じゃなく思いきりの良いことを言い出すよ😨💦
そこでようやく現れた由良之助!
盛り上がる平右衛門とお軽を止めてくれ、平右衛門を仇討の仲間に入れてくれるよ(*'ω'*)
そして最後に!もしかしたら忘れちゃってる人もいるかもしれないけれど…
縁の下に誰か隠れてなかったっけ?…そう!裏切者の九太夫がいたね☆
由良之助はお軽に手を添えさせると、刀で縁の下の九太夫を突き刺すのでした(・ω・ノ)ノ!
おわり
感想:キョーレツ過ぎる兄妹
「足軽」といういわばヒラ社員の中のヒラ社員のような立場なのに、死を覚悟していく仇討メンバーに加わりたがる平右衛門💦
仇討メンバー入りを果たすためなら実の妹まで斬ります!なんて…モーレツ社員もいいところだよ!
お軽もお軽で、都合の良過ぎる身請け話は素直に信じちゃうわ、夫と父がいないならいっそ兄に斬られたいなんて言い出すわで、なかなかキョ―レツな一本気娘!
ユッキー、観劇中も心の中で突っ込み入れまくりで楽しかった♪
こういう一見無茶なあらすじでも楽しめるのが歌舞伎の魅力だと思うんだな~♡
それと、海老蔵と菊之助ペアが最高だった☆
ユッキーには、
真っ直ぐで荒々しいんだけどかわいげのある平右衛門(海老蔵)と、
弱いところもあるけれど実はとってもたくましいお軽(菊之助)っていう風
に感じられたな~(*´ω`*)
きっと人によって感じ方は違うだろうね!もし観た人がいたら、どんな風に思ったか教えてくれたらユッキー泣いて喜ぶ( ;∀;)
ユッキーが観に行ったのが偶数日だったから海老蔵・菊之助ペアだったんだけど、
奇数日だと仁左衛門・玉三郎ペアになるんだよね~!こっちも絶対に素敵に決まってるよね✨
仁左衛門と玉三郎だと、いったいどんな平右衛門とお軽になるんだろう?
とっても気になる~(>_<)!奇数日に、幕見席で行こうかな~って考え中だよ♪
ここまで読んでくださった方、本当にありがとう!
まだまだ寒いけど風邪引かないでね~ちゃおちゃお♡
【歌舞伎感想】2018年「二月大歌舞伎」@歌舞伎座~夜の部第一幕「熊谷陣屋」編~
やっほー☆ユッキーだよ!
東京では、また今晩も雪の予報だね⛄
すってんころりんしないように気を付けなきゃだね~♪
2018年高麗屋三代同時襲名披露「二月大歌舞伎」@歌舞伎座、
夜の部第一幕「熊谷陣屋」の感想を書いていくからよかったら見て行ってね(*´▽`*)
全体の感想まとめはこちら↓
【歌舞伎感想】2018年「二月大歌舞伎」@歌舞伎座 ~まとめ~ - 両手うちわで芸術三昧。
もくじ
主な登場人物
熊谷次郎直実(染五郎改め幸四郎)
直実の妻 相模(魁春)
平敦盛のお母さん 藤の方(雀右衛門)直実・相模夫婦の恩人でもある!
源義経(菊五郎)
あらすじ
直実と相模の間には16歳の息子:小次郎がいて、初陣に出る小次郎を心配した相模が直実の陣屋(戦闘基地みたいなものかしらん?)に遥々やって来ちゃうよ!
そんな陣屋に浮かない顔で帰ってきた直実。
直実と相模が話していると、突然現れた藤の方が、直実に斬りつけるΣ(・ω・ノ)ノ
藤の方は過去に直実・相模夫婦の命を救ったことがある大恩人なの!
なのに直実が藤の方の息子:敦盛(小次郎と同じ16歳)を一の谷の合戦で討ち取ったことが、藤の方にとっては許せなかったんだろうね😢
そこに直実の上司:義経が、「お前が討ち取った敦盛の首を確認させてくれい」ってやって来るよ~!
直実が首桶を開けると…なんと!そこには敦盛の首ではなく小次郎の首が入ってました( ゚Д゚)
義経からの「一枝を切らば一指を切るべし」(文字通りに解釈するならば「桜の枝を一本切るならば自分の指を一本切れ」)というメッセージを、「後白河院の落胤である敦盛の首を切る代わりに自分の子を切れ」という風に解釈した直実は、敦盛の代わりに小次郎の首を切っちゃったんだね😨
さっきまで藤の方を慰めていた側の相模は半狂乱💦
直実は箱に隠していた敦盛を平家に引き渡し、武士を辞めて出家するのでした。
義経ぇ…( ;∀;)
まずは「義経( ;∀;)なんてひどいやつ( ;∀;)」って思ったよね!
なんていうブラック企業なんだ!ユッキーは部下にその百分のイチ、うにゃ、万分のイチも無茶ぶりしないよー💦
でも義経がね、菊五郎なんだけどね、超かっこよくてね…✨冷徹な大将っぷり、さすがでした!
あと義経が4人の従者を引き連れてくるんだけど、その従者が歌昇、萬太郎、巳之助、隼人っていう今をときめく若手役者でねー豪華だよね!!
これも高麗屋三代同時襲名披露のお祝いだからだね♡めでたいー!
直実ェ…( ;∀;)
うん!「直実も何やってんの!自分の子を優先しなさいよ!」って感じだよね、
けどこの時代の武士にとってはしょうがないんだろうなあ…。
上司を信じてその命令に従い、我が子を敦盛の身代わりにして斬る。
でも武士だから泣かない!むしろ泣く妻を叱る!
そんな一本気な武士を、演じきったのが幸四郎だよ~♡
ユッキー、この日は昼の部から見ていたから、「一條大蔵譚」のアホ殿からの「熊谷陣屋」での無骨武士っぷりにびっくり(゚д゚)!
「一條大蔵譚」の感想はこちら↓よかったら見てみてね♪
【歌舞伎感想】2018年「二月大歌舞伎」@歌舞伎座~昼の部第二幕「一條大蔵譚」編~ - 両手うちわで芸術三昧。
はあ~役者さんってすごいね♡
高麗屋三代同時襲名披露のタイミングに、歌舞伎ファンでいれて本当によかった✨
ここまで読んでくださった方、本当にありがとう!ちゃおちゃお~♪
【展覧会感想】東京都美術館「ブリューゲル展」
やっほ~ユッキーだよ☆
東京都美術館で2018年1月23日~4月1日で開催中の「ブリューゲル展」に行ってきたよ(^O^)/
2018年3つ目の展覧会ー!
公式サイトはこちら↓
【公式】ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜|日本テレビ
本当は「9:30の開館目指すぞー!」って思ってたんだけどね、起きれなかったよね…(〃▽〃)
だから到着は10:00くらいでした!てへぺろ☆
目次
チケット
チケット代は、当日一般1,600円だったよ☆
ルドン展、プラド美術館展、至上の印象派展のチケットを持っていけばブリューゲル展のチケットが当日料金から100円引になるんだって!
ユッキー、その3つとも前売りチケット持ってたのに相互割引あるっていうことを知らなくてオーマイガー😨状態になっちゃったけど、もう立ち直った✌
これから行く皆さんは、どうぞ割引になりますように✨
混雑具合
ユッキーが行ったのは休日の午前中だよ~♪
チケット購入待ち列ナシ、入場待ち列ナシで「わお!快適~☆」と思いきや、中はわりと混んでいたよん☆
入り口付近の、一番混み合っているところで1枚の絵に対して12、3人って感じだったかな!
「ギョギョッ!けっこう混んでるな~」って思った人安心して~(#^.^#)奥の方まで進んでいけば、1枚の絵に対して3、4人くらいになったから✌
開催してまだ1ヶ月未満っていうこともあってか、休日の上野の美術館にしては空いている印象だったよ☆
イヤホンガイド
レンタル料は520円だったよ!
石田彰さんという声優さんがナレータでした☆ユッキーは恥ずかしながら不勉強で、石田さんのこと知らなかった😢
で、石田さんのWikipediaを見に行ったら
石田彰 - Wikipedia
「あ!BORUTOの我愛羅の人~!」ってなったよ☆ユッキー、我愛羅好きだからうれしくなったよ♪
深みがあるけど、どこかユーモラスさも感じさせるお声で、とっても素敵だった~♡
写真撮影OK!
2月18日(日)までの期間限定で、2階展示室の作品が撮影OKだったから
ビシバシ撮ってきたよ(((o(*゚▽゚*)o)))写真撮りたい方はどうぞお早めに☆彡
↑「蝶、コウモリ、カマキリの習作」ヤン・ファン・ケッセル1世(1659年)
これ、何に描かれてるか分かる??なんと大理石なんだってー!
当時の貴族はお屋敷内にコレクションを集めた「秘密の部屋」(つまりはオタク部屋だよねん♪)を作るのがブームで、そこに飾る用に作成されたんじゃないかっていうことらしい💡
そんなお話、この前行った渋谷Bunkamura「ルドルフ2世の驚異の世界展」でも聞いたぞい☆ちなみにその時の感想はこちら↓
こうやって、別のところで得た知識どうしが繋がる瞬間って気持ちいいよね~✨これだから美術館巡りは楽しいんだ♪
www.z-yukky.com
↑「果物の静物がある風景」アブラハム・ブリューゲル(1670年)
「静物画」には「栄えるのは一瞬ですぐ滅びるんだぜ!」というメッセ―ジが込められているもの。
日本風にいえば「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を現す」って感じかな?東西は違えど思想はいっしょだねえΣ(・ω・ノ)ノ!
でもこの「果物の静物がある風景」はなんだか力強くて、「滅びないぜ~いえーい!!!」っていう気持ちを感じた( ´∀` )
この桃、とっても美味しそうじゃない?ユッキーがでスマホで撮った写真だといまいち伝わらないかな💦
みんなも見てみて、ぜひ感想を聞かせてね☆
感想
ヤン・ブリューゲル1世(通称「花のブリューゲル」)の作品が観たかったっていうのがこの展覧会に行ったきっかけだったよん!
でも行ってみたらね、他のブリューゲルも良かった!特にお気に入りは、上でも紹介したアブラハム・ブリューゲル(ヤンの孫にあたるよ~)✨
それと、ヤンが「花のビューゲル」とはまた別の通称として「楽園のブリューゲル」っていうのもあって、ヤンのお兄ちゃんのピーテル・ブリューゲルには「地獄のブリューゲル」っていう通称があったっていうのを知って驚いた😨ヤンはお得意様にお金持ちが多くて裕福な暮らしができていたんだけど、ピーテルは薄利多売根性で商売をしてしまったから苦しい暮らしが続いていたんだって💦ピーテル…( ;∀;)!
こういう裏事情も知ったうえでビューゲル一族の絵を見ると、面白さUP↑だね☆
ここまで読んでくださった方、本当にありがとー♡!アディオスー!
【歌舞伎感想】2018年「二月大歌舞伎」@歌舞伎座~昼の部第三幕「暫」編~
やっほ~ユッキーだよん♪
明日もお休みだと思うとわくわくが止まらない!明日はどこに行こうかな♡
この記事では2018年高麗屋三代同時襲名披露「二月大歌舞伎」@歌舞伎座昼の部第三幕「暫」の感想を書いているよ~♪
二月大歌舞伎全体の感想をまとめたものはこちら↓
http://www.z-yukky.com/entry/2018/2gatsudaikabuki/kanso
目次
主な登場人物
鎌倉権五郎景政(海老蔵)
清原武衡(左團次)
加茂次郎義綱(友右衛門)
あらすじ
本来ならば天皇しか着てはいけない衣装を着て、どどーーん!と構える武衡。
そんな武衡のところへ、義綱とその恋人の桂の前がやってきます。実は武衡は桂の前に横恋慕中…♡
そんなところに義綱・桂の前カップルが来ちゃったものだからさあ大変!武衡は家来たちに「義綱の首を刎ねろ~!」と命じます。
しかーし!そこに「しばらく、しばらく」という声がかかって、ヒーロー景政が登場☆
景政は義綱カップルを救い、武衡の部下たちの首を刎ね(!)、武衡を引きさがらせるのでした。
感想
武衡、意外とアリ
あらすじだけ聞くと「武衡ってなんて自分勝手なやつなんだぷんぷん😠!」って思うかな?
「自分の好きな女の人に彼氏がいるなら、その彼氏の首刎ねちゃえ!」ってなんて直線的な独裁者なんだ…って筋書き読んだだけのユッキーも超ビビったΣ( ̄ロ ̄lll)
でもね実際に舞台で見ると、武衡とっても迫力があってかっこいいんだよ~✨演じる左團次の魅力っていうところもあるだろうね~!
あらすじから感じる印象と舞台で観る印象とが変わるところも、歌舞伎の面白さのひとつだって思ったな~♪
とにかくかっこいい景政
この「暫」は、七世市川團十郎が「代々の團十郎の得意演目の中から18個選んで、それを歌舞伎十八番としよー!」として定めたうちのひとつなんだよん(ちなみに今の海老蔵のお父さんが、十二世市川團十郎だね)☆
そんな超有名演目を、歌舞伎ファンになって早々に観れるなんてユッキーついてる♪
景政は、「しばらく、しばらく」って言って舞台に入って来るんだけど、この声が最高にかっこよかったの♡
海老蔵の声って特徴的で、聞くとすぐに「海老さま!」って分かるよね✨
あと景政の衣装、超ド派手でね*1ちゃんと動けるかハラハラしちゃうくらい!花道から姿が見えた時、客席がどよめいたよー😂
おもしろ演出
最後に、景政が武衡の家来たちの首をまとめてガーッと刎ねるシーンがあるんだけどね、この演出がユッキー的にツボでおもしろかった♪
首をはねるシーンなのにユーモラスなのはさすが歌舞伎✨
「やっぱり歌舞伎って大らかでいいなあ~( *´艸`)」って思わせてくれる演出だったから、ぜひ注目して観てみてね☆
じゃあ「暫」についてはこのへんで!読んでくれてありがとう!みなさま幸あれ~☆
*1:´∀`*